この記事を見てくださっている方の中には、子育てや家事と両立し、効率よくお仕事をしたい!と思われている方も多いのではないでしょうか。
通勤することなく、家族を送り出し一通りの家事が終わったらそのまま自宅ですぐに仕事に取りかかることができるのがリモートワークのいいところ。
でも、実はそれが思わぬ落とし穴だったりもします。
今回は、自宅=仕事場というリモートワークのメリットに潜む落とし穴と、その解決アイデアについてお伝えしていこうと思います。
Contents
リモートワークの落とし穴
会社に通勤して仕事をするのなら、スーツを着たり、電車に乗る時間があったり、会社に着いたら自分のデスクがあったり、自然とお仕事モードがONに切り替わるスイッチがあるものだと思いますが、リモートワークの場合、基本、自宅=仕事場です。
家族とごはんを食べるダイニングテーブル、くつろぎタイムのTVとクッション等々、いつも子育てや家事をしている空間で、お仕事モードをONに切り替えないといけません。
さあ、お仕事をしよう!と思ったものの、フカフカのソファが目に入って、ついついゴロンとしてしまったり、なぜかふと今日の夕食何にしようと考え始めてしまい、冷蔵庫を覗きに行ったりレシピサイトを眺めてしまったり、私もそんな落とし穴に何度もはまってきました。
そこで、リモートワーク歴3年の私が実践して、効果を実感できたお仕事スイッチをONにするためのちょっとした方法をご紹介します。
お仕事スイッチをONにするアイデア:5選
私がいつもお仕事スイッチをONにするために実際に行っていて効果のある5つのアイデアについてお伝えしていきます。
- 身だしなみを整える
- 家事・子育ての用事がある日は先に出かける
- お仕事用と決めた飲み物を飲む
- ストレッチをする
- 気になるものを視界から消す
では、ひとつひとつ解説していきますね。
お仕事スイッチをONにするアイデア1:身だしなみを整える

外出予定のない日、すっぴんにゆったりTシャツ+ゆったりロングスカートなんていうのが私の定番のおウチ着です。
自宅で誰にも会わないのですから、もちろんこのままでも仕事はできるのですが、あえて、フルメイクにキレイめニット+タイトスカートという感じの服装に着替えます。
気分によっては、イヤリングやネックレス、ブレスレットもつけてみたり。
そうやって、おウチ着ではなく、このまま会社に行けちゃうくらいのおソト着に着替えることで、お仕事スイッチをONにします。
家事をしてそのままエプロンを付けたままパソコンに向かう・・というのは、どうにもこうにもお仕事スイッチはONになりません。
お仕事スイッチをONにするアイデア2:家事・子育ての用事がある日は先に出かける

日によっては、銀行や郵便局に行かなくてはいけない日、スーパーへ買い出しに行く日もあるかと思います。
そんな日は、パソコンを開く前に、先に用事を済ませに出かけます。
昨日の資料どうなったかな、〇〇さんからチャットの返信きてるかな、出かける前にちょっと確認だけ・・とうっかりパソコンを開いてしまうと、さあ大変。
資料のココとココ修正しないと、△△さんにもこの件伝えておかないと等々、ずるずるとパソコンの前から離れられなくなり、でも、あぁ~郵便局に行かないといけないのに・・帰りにクリーニング屋さんにも寄って・・という思いも頭をかすめ・・。
お仕事モードなのか、家事モードなのか、モヤモヤと中途半端なまま時間が過ぎてしまいます。
途中で仕事を残してバタバタと出かけたり、結局今日は郵便局に行けなかったなんてことにもならないように、済ませるべき用事がある日は、まず先に出かけてしっかりと用事を済ませて、帰宅してからすっきりとパソコンを開くようにしています。
お仕事スイッチをONにするアイデア3:お仕事用と決めた飲み物を飲む
普段自宅で仕事中に飲み物を飲むとき、インスタントコーヒーやティーバッグの紅茶や緑茶をマグカップで飲むことがほとんどです。
どうしても今日はなんだかお仕事スイッチがOFFのまま・・という日、冷蔵庫に数本ストックしているペットボトル入りの飲み物を、その日の仕事のおともにします。
結婚前や出産前に普通に会社勤めをしていた頃、給湯室があって個人のマグカップがあって・・という会社ではなかったので、仕事の時の飲み物はペットボトル入りの飲み物ばかりでした。
また、今、日常的にペットボトル入りの飲み物を買ったり飲んだりということがなく、私の中でペットボトル≠自宅という意識が定着しています。
そこで、このペットボトル入りの飲み物はお仕事の時に飲む!と決めたものを冷蔵庫にストックしておいて、どうしてもお仕事スイッチがOFFのままの日には、とっておきのペットボトル入りの飲み物にONにしてもらいます。
お仕事スイッチをONにするアイデア4:ストレッチをする

お仕事をしようと椅子に座りパソコンを開いたものの、なんだかムズムズと落ち着かない・・。
座り直してみたり、椅子と背中にクッションを置いてみたりしても姿勢が決まらないなんて時もあります。
そんな時は、一度椅子から降りて床にゴロン!
気に入っているストレッチ動画を流しながら、7~8分、ゆっくりストレッチをします。
ほんの数分ですが体を動かすことで、不思議と体も気分もしゃきっとして、その後のお仕事もしゃきっと始められます!
お仕事スイッチをONにするアイデア5:気になるものを視界から消す

自宅でいつものダイニングテーブルで仕事をしていると、目の前の食器棚、季節のオブジェを飾っている棚、ドラマを録画したTV・・色々なものが目に入ります。
子供たちがよく使うお皿が取りにくそうだから手前に持ってこようかな、そろそろ夏のオブジェに変えようか、ドラマの続きが観たいー!と、一度気になり始めると、みるみるお仕事スイッチがOFFになってしまいます。
そんな時は、気になるものを強制的に視界から消します!
もちろん、食器棚やTV等の大きな家具を移動させることはできないので、自分が移動します。
私の場合、物を置いていない和室のすみっこに、パソコンとマウスと小さいテーブルだけ持って移動し、壁に向かってお仕事をします。
パソコンから目を離しても視界に入るのは白い壁だけ、気になるものはありません♪
まとめ
以上、「リモートワークのコツ!自宅=仕事場のメリットに潜む落とし穴と解決アイデア:5選」をお届けしました。
自宅=仕事場というのが、リモートワークの大きなメリットの一つです。
一方で、いつも子育てや家事をしている自宅には、お仕事モードを阻む落とし穴も潜んでいます。
自分で自分のお仕事スイッチをONにするちょっとした方法を見つけて、自宅=仕事場というメリットを上手に活かしていきましょう。