リモートワークでお仕事をすることを考えている方の中には、まだまだ長時間のお留守番は難しい年頃のお子さんをお持ちのママさんも多いのではないでしょうか。
子供の夏休みなどの長期休みのときでも、学童に預けたり仕事先にお休みや時短勤務の相談をすることなく、お仕事ができるのがリモートワークのいいところです。
とはいえ、リモートワークはリモートワークならではの悩みがあります。
それは、家で子供と一緒に過ごしながら仕事もこなさないといけないということ。
今回は、リモートワーク3年目の私が、長期休み中の子供たちと一緒に家で過ごしながら仕事もこなす方法をお伝えしていきたいと思います。
Contents
子供の長期休みのリモートワークならではの悩み
子供の長期休み。働くママにとって悩ましい問題の一つではないでしょうか。
学童や実家に預けたり、勤務日や時間を調整して子供にお留守番してもらったり、ママ友と交代で預けあったり、私の周りのママ友も、色んな工夫をして長期休みを乗り切っています。
リモートワークの場合、子供の預け先やお留守番どうしようという悩みはないのですが、子供と一緒に過ごしながら仕事もこなさないといけません。
子供に話しかけられたり、お昼ごはんの準備をしたり、遊んでいる声や音がひっきりなしに聞こえてきたり、やっぱりいつもと同じペースでは仕事がはかどらなかったりします。
でも、ちょっとしたルールやメリハリをつけるポイントを決めておくことで乗り切れます!
リモートワークならではの子供の長期休みの乗り切り方:6選
私が実践している、以下の6つのルールやポイントについてご紹介したいと思います。
- 午前中は、子供たちはお勉強の時間・ママはお仕事の時間
- お昼ごはんはなるべく簡単に!
- 子供たちに「お仕事」についてしっかり説明する。
- 子供に話しかけられたら、一旦手を止め話を聞く。
- どうしても静かにしてほしい時は伝え、終わった時も伝える
- どうしても仕事ができない日は、急ぎの案件さえなければすっぱり諦める
では、順番にご紹介していきますね。
➀午前中は、子供たちはお勉強の時間・ママはお仕事の時間

長期休み中、我が家では午前中いっぱいはお勉強の時間にしよう、と子供たちと約束をしています。
宿題やドリルはもちろん、お手紙を書いたり、工作をしたり絵を描いたり、読書もお勉強のうちに入ります。
そうやって「静かに過ごす時間」を決め、私もその時間に家事がずれこまないように調整して集中的にお仕事をします。
ダイニングテーブルで長女が宿題を広げ、リビングのテーブルで次女がおばあちゃんにお手紙を書き、私が和室のテーブルでパソコンに向かうという光景は、我が家の午前中あるあるです。
➁お昼ごはんはなるべく簡単に!
自分一人のときは、お昼ごはんは冷蔵庫にあるものでちゃちゃっと済ませることができますが、子供の長期休み中はそういうわけにもいきません。
でも、お昼ごはんの準備に時間をかけたくはありません。
私は朝ごはんの片付けでキッチンに立つとき、ついでに鍋いっぱいにお出汁をとっておきます。
お昼ごはんになったら冷蔵庫&冷凍庫を開けて、鶏肉+玉ねぎ+卵で親子丼に。(豚肉で他人丼でも。)
うどん+油揚げ+ネギできつねうどんに。残り野菜+冷凍ごはんで雑炊に。
お出汁をとってあると、冷蔵庫&冷凍庫の中身次第でそれ程時間をかけずにごはんの準備ができますし、何となくメニューもパッと思いついたりもします。
もし、やっぱ今日はパスタの気分~となってお出汁を使わなかったとしても、夕食の味噌汁や煮物に使えますし、今日はどうしても使わなかったとしても、冷凍できるので無駄にはなりません。
➂子供たちに「お仕事」についてしっかり説明する
子供たちの中にも「お仕事=会社」というイメージがあるようで、私がリモートワークを始めた当初、「ママは家でお仕事をしている」ということが子供たちにすぐには浸透しなかったように思います。
そこで、子供たちに、
「パパは会社でお仕事をしているように、ママはおうちでお仕事をしてるんだよ」
「パソコンを見てるのは遊んでるわけじゃなくて、会社の人とお仕事をしてるんだよ」
「ママはこのお仕事でお金をもらってるんだよ」
「どこかに遊びに行ったり美味しいごはんを食べに行ったり、楽しいことをいっぱいしたいから、ママはお仕事も頑張りたいんだよ」
というような話をしました。
折にふれ少しずつ話をし、実際に私がお仕事をしている姿を見ることで、子供たちなりに理解しているようです。
最近では、「ママー今日はミーティングあるの?」と聞いてきたり、仕事中に私がぼそっと「えーマジかーどうしよ」なんて言ったりすると、「〇〇さん(←会社の人の名前)から?」と聞いてきたりします。
➃子供に話しかけられたら、一旦手を止め話を聞く

仕事中に子供たちに話しかけられたら、可能な限り一旦仕事の手を止め、話を聞くようにしています。
子供たちが伝えたい、話したいと思ったその時にひとしきり話を聞くことで、子供たちは話せてすっきりしますし、私も「聞いてあげなかった・・」という罪悪感を抱えながら仕事を続けることなくすっきりと再度パソコンに向かえます。
もちろんそうはいかない時もあり、「ちょっと待って」と言ってしまうこともありますが、そんな時は一段落してから、「さっきのお話なんだった?」と子供たちに聞きます。
➄どうしても静かにしてほしい時は伝え、終わった時も伝える
お客様との電話等、どうしても静かにしていてほしい時もあります。
そんな時は、「ママは今からお仕事のお電話をするから、ちょっと静かにしててね」と子供たちに伝え、電話が終わったら、「終わったよ。」と伝えます。
電話をかける前に伝えることで私も焦らず電話をかけられますし、終わった時にも伝えることで、子供たちも、まだかな?もういいのかな?と思わずに、待っていてくれるようです。
➅どうしても仕事ができない日は、急ぎの案件さえなければすっぱり諦める

色々なルールを決めて、子供たちと話をしていても、どうしてもうまく仕事が進まない・・なんて日ももちろんあります。
そんな日は、モヤモヤイライラしたままパソコンに向かい続けるということはせず、急ぎの案件さえなければすっぱり諦めてパソコンを閉じます。
子供たちが遊んでいる側に行って、一緒に遊びながら時々お昼寝もしてみたり、早めに夕食の下ごしらえを始めたり、スマホでネットショッピングをしたり。
その分、子供たちが夜寝た後の時間は、昼間やらなかった分いつもより長めにお仕事をの時間をとります。
もしくは、私は朝の時間は集中できないタイプなので普段はやりませんが、翌日少し早く起きて前日に残した仕事を片付けます。
長期休み中だけは特別と割り切り、普段の仕事の時間配分を崩して、夜や早朝にお仕事の時間を確保するようにする切り替えも大切だと思います。
まとめ
以上、「長期休みでも子供と一緒にリモートワーク!家で子供たちと過ごしながら仕事もこなす方法:6選」をお届けしました。
●午前中は、子供たちはお勉強の時間・ママはお仕事の時間
●お昼ごはんはなるべく簡単に!
●子供たちに「お仕事」についてしっかり説明する。
●子供に話しかけられたら、一旦手を止め話を聞く。
●どうしても静かにしてほしい時は伝え、終わった時も伝える
●どうしても仕事ができない日は、急ぎの案件さえなければすっぱり諦める
子供の長期休み中、家で子供と一緒に過ごしながら仕事もこなさないといけない、というリモートワークならではの悩みがあります。
でも、家で子供と一緒に過ごしながら仕事もできるというメリットのほうを活かさないのはもったいないです!
ちょっとしたルールやメリハリをつけるポイントを決めて、子供の長期休み中も、子供たちと一緒に楽しく過ごしながらお仕事もこなしていきましょう。